債権はとてつもなく長い

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債権はとてつもなく長い

具体的にしてみよう


債権はテキストだけで勉強するより、なるべく具体的な事例をもとに勉強した方が身につきやすくなります
先生「今日は債権です。」
愛ちゃん「債権って一日で終わるの?予習しようとしてもどうにもならなかったんだけど。」
先生「終わるわけないでしょう。自分でこつこつやってください。それでは平成21年問題33を読んで下さい。」
愛ちゃん「日本語読めなくていいです・・・ギブアップ。」
学生さん「アは転貸人、イは転借人が多くて、両方入ってるのが1と5。1のウが1つしかない言葉だから5が正解かな?」
愛ちゃん「学生さん天才。」
先生「正解なのですが、あまりおすすめできない方法ですね。そういった受験テクニックを逆手に取った出題もありますし。時間がないときは有効なこともあります。語るだけなら問題ないですが。」
長老「穴埋め問題で選択肢があるなら正解に思える単語を入れて読み返せば良いのでは?」
愛ちゃん「転貸人の転借人に対する債務の履行不能により終了する・・・良さそうじゃん。」
長老「貸した人が借りた人に債務不履行というのは変な感じがしますが。」
学生さん「貸す方は借りる方に貸したものを使えるようにするという債務を背負うと考えれば問題ないですが、普通は借りた方が債務を背負うものですし、疑ってかかった方が。」
長老「転貸借についての文章のようですし、転貸借の知識が必要なようです。」
先生「転貸借はまた貸しのことです。こういった複数の人がかかわる問題は混乱しやすいので、具体的に当てはめてみると良いです。賃貸人を長老、転貸人を愛ちゃん、転借人を学生さんとすれば分かりやすいと思います。」
愛ちゃん「えー、私また貸しなんてしないよ。」
先生「無断でまた貸しするのは賃貸人との信頼関係を破壊することにもなるので良くないこととされていますが、賃貸人がOK出すなら転借人から転貸人が賃料を得ることで賃貸人に払う賃料が滞りにくいという利点もあります。」
愛ちゃん「そうなんだ。最初に賃貸人の承諾のあるって書いてるし、良いのね。」
学生さん「でも転貸人が自らの債務不履行によりって書いてるから、悪いような。」
愛ちゃん「やっぱり私が悪者なんだ・・・。」
長老「そこまで具体的に入り込んで貰えると想像しやすいですね。それで私が学生さんに返せって言ったらそれから後は学生さんが不法行為になるようです。」
愛ちゃん「学生さんが悪者になるの?何とかしなきゃ。」
学生さん「空欄に差し掛かりますが、愛ちゃんが僕に何か出来ることはないようです。」
長老「最後の文がしたがってで始まっているし、愛ちゃんが債務不履行して、私が学生さんに返せといったら愛ちゃんは何も出来ないということなのでしょうか?先生。」
先生「そういうことになります。債権は非常にボリュームがある分野ですが、身近な分野でもありますので、具体的に当てはめて想像していけば分かりやすくなります。ボリュームがあるからといって情報をそぎ落として単純化するのは危険です。どうしても債権関係で厚くない本に頼りたくなってしまいますが、それでは合格が遠のいてしまいます。債権は時間がかかると覚悟を決めて下さい。」


債権はテキストだけで勉強するより、なるべく具体的な事例をもとに勉強した方が身につきやすくなります。過去問を利用して具体的に想像するのも良いのですが、貸金業を扱った漫画を読んだり、話題の判例を読むのも勉強になります。
債権は時間をかけて日頃の生活からも学んでいくという姿勢を崩さず、分量の多さに負けないよう頑張って下さい
日頃の問題と言えば親族相続関係もありますが、それは次のページで。


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