記述式問題でお悩みではありませんか?~その弐

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記述式問題でお悩みではありませんか?~その弐

先生「それでは第三者の説明をして下さい。」
愛ちゃん「何だっけ・・・。」
先生「当事者もしくは包括承継人以外で、かつ登記の欠缺を主張する正当な利益を有する者、です。」
愛ちゃん「・・・。」
先生「定義を覚えていればすぐに答えられますが、全部覚えるのは大変ですし、試験当日忘れてしまうかも知れません。書かなかったら0点ですが、何か書けば部分点をもらえるかも知れません。」
長老「何か書いたほうが良いと言うことですか。」
先生「関係ないことを書いても時間の無駄ですから、法律知識を使って何とか書き上げるのです。そもそも当事者は第三者にならないことは分かりますよね。」
学生さん「はい。全然関係ない人も第三者じゃなかったかな。」
先生「その通りです。次に当事者と同一視出来る人は第三者ではないのですが、当事者と同一視出来る人はどういう人か想像できますか?」
愛ちゃん「ん・・・弁護士とか?」
先生「それは代理人ですね。代理人が行った法律行為は本人に帰属します。本人が死んだ場合は代理人の行った法律行為は誰に帰属します?」
学生さん「相続人ですか。法人だったらその会社を吸収した法人かな。」
先生「それを包括承継人と言うのです。包括承継人という言葉を忘れた場合は相続人などという言葉でごまかしても多少点数は貰えるのではないでしょうか。先ほど第三者は全く関係ない人は除くと言ってましたね。」
学生さん「はい。当該法律関係に利害関係がある人と書いておけば良いのでしょうか。」
先生「利害関係は色々ありますので、もう少し絞って下さい。何の法律関係かは問題文に書いてあるはずです。」
長老「当事者かその相続人など以外で、登記されていないことについて保護されるべき法的権利がある人、で44字。」
先生「そういう感じに正解に近付こうと努力してください。あとは学習を進めれば法律用語が出て来やすくなりますが、法律用語の漢字に不安があるときは間違えて書くよりは上手く言い換えた方が良いです。」

記述式の解き方

記述式は的外れなことを書いても点数は貰えません。覚えている法律知識を羅列しても部分点すら貰えない事もあります。まずは国語の問題と捉えて、何が聞かれているかを正確に読み取って下さい
ある程度勉強していればどの分野のどのあたりを聞いているかは分かるはずです。そこですぐに書き始めるのではなく、質問に合うように解答を作る努力が必要になります。その努力をしていれば、多少法律知識が不足していても点数をもらうことは出来るはずです。
受験勉強の最大の山場、民法債権がやってきました。非常に分量が多いところですが、そろそろ過去問を読むことにも 慣れてきたと思いますので、なるべく短くします。


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